基盤科学研究系
原子を見る方法
先端科学技術と生命科学
- 対象
-
- 高校生
- 一般
- 概要
- 21世紀は生命科学の時代と言っても過言ではありません。19-20世紀に花開いた物質科学研究に おいて、多くの物質の謎が解明し、多くの有益な科学技術が生み出されました。生命科学においても、 最先端技術が、その研究活動を支え、今後の技術の進展が、生命科学の根幹を変貌させてしまうかもしれません。 この講義では、最先端バイオ計測技術を通して、生命科学の主役である核酸や蛋白質がどのようなモノか、それ をどのように測定しているのかを解説し、最近までのノーベル賞受賞内容との関係も説明しながら、 その歴史と今後の展開を紹介します。
- 講師
- 佐々木 裕次 教授 [ 物質系専攻 ]
- キーワード
- 最先端計測科学、1分子計測、生命科学、放射光、電子線
- 必要機材
- プロジェクター(ご用意ください)
ジェットエンジンに使われる耐熱材料
これまで&これからの火星科学探査 ~地球環境の普遍性に火星研究から迫る~
脳のシミュレーション ~ 人間のように考える人工知能を目指して ~
人工知能研究のこれまでとこれから
- 対象
-
- 中学生
- 高校生
- 一般
- 概要
スマホやSNSなど、私達の身の回りの様々な場面で人工知能(AI)が用いられています。また、物理、化学、医学などの科学の発展にも、AIが活用されつつあります。現在のAIのコア技術は、データを用いてコンピュータに予測能力や生成能力をもたせる機械学習です。本講義では、機械学習のしくみを解説し、最先端研究の一端を紹介します。そして、今後AIをどのように発展させ、活用していくべきか、みなさんと議論できればと思います。
- 講師
- 杉山 将 教授 [ 複雑理工学専攻 ]
- キーワード
- 人工知能、機械学習、教師付き学習、教師なし学習、強化学習、生成AI
- 必要機材
- プロジェクター、マイク
日本式 宇宙惑星望遠鏡の作り方
- 対象
-
- 高校生
- 概要
- 人工衛星は、今の世の中の生活を支えるなくてはならないものとなりました(通信、気象観測、測位)。我々の生活を支える実用的な目的のための他に、科学調査という目的が人工衛星にはあります。昔の図鑑にはアメリカやソ連(ロシア)が打ち上げた人工衛星が撮影した写真がたくさん載っていました。最近は、日本も、諸外国に負けないユニークな惑星の観測を行っています。惑星の科学調査はどのように進められているのでしょうか?惑星調査のための人工衛星計画(計画の立案から試作~開発~打ち上げ~発見)までの一連のストーリーをお話します。
- 講師
- 𠮷川 一朗 教授 [ 複雑理工学専攻 ]
- キーワード
- 宇宙、惑星の姿、望遠鏡、大気、プラズマ
- 必要機材
- プロジェクター(ご用意ください)
生命科学研究系
メダカが教えてくれること
昆虫に学ぶ性を決めるスイッチのしくみ
私たちのカラダにかくされた進化の秘密
体内時計と健康
- 対象
-
- 中学生
- 高校生
- 一般
- 概要
- 体内時計は、バクテリアからヒトに至るまで、地球上の多くの生物に存在し、行動や様々な生理機能の概日リズム(サーカディアンリズム)を制御しています。体内時計の乱れは、睡眠障害のみならず、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの病気とも密接に関連しています。本講座では、体内時計のしくみから最新の時間治療まで、身近な話題を多く交えて概説します。
- 講師
- 大石勝隆 客員教授[メディカル情報生命専攻](産業技術総合研究所)
- キーワード
- サーカディアンリズム、時計遺伝子、睡眠障害、生活習慣病、時間治療
- 必要機材
- プロジェクター(ご用意ください)
環境学研究系
クロマグロー熱い血潮を持つ魚
ウナギとマグロの大回遊 ―持続的資源の利用に向けてー
- 対象
-
- 高校生
- 一般
- 概要
- 産卵海域と生息海域が大きく離れ太平洋を大回遊する魚類がいます。ウナギやマグロはその代表例であり、過酷な海洋環境の中で生き抜くための巧みな戦略を備えています。それらの生態的特長を紹介します。
- 講師
- 木村 伸吾 教授(兼担) [ 自然環境学専攻 ]
- キーワード
- 地球環境変動、産卵回遊、海洋循環、水産資源、資源管理
- 必要機材
- プロジェクター(ご用意ください)
CO2貯留技術の環境影響評価
日本の海からエネルギーを ~海洋再生可能エネルギー開発~
- 対象
-
- 中学生
- 高校生
- 一般
- 概要
- 日本の周囲にある広大な海はエネルギー源の宝庫です。持続可能な社会を構築するため、枯渇することのない再生可能エネルギーを海から取り出す技術とこれまでの取り組みについて紹介します。
- 講師
- 平林 紳一郎 准教授 [ 海洋技術環境学専攻 ]
- キーワード
- 海洋、排他的経済水域、再生可能エネルギー、エネルギーポテンシャル、洋上風力発電
- 必要機材
- プロジェクター
環境センシングと情報処理技術