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2007年度第5回学融合セミナー

講義:
2007年11月21日 
場所:
小紫 公也 准教授

「航空機・宇宙機へのエネルギービーミング」

小紫 公也 准教授

電磁ビームを用いた無線エネルギー伝送システムの開発例を紹介する。マイクロ波フェーズドアレイを用いた小型無人飛行機への電力伝送システム開発や、ジャイロトロン発振ミリ波を用いたマイクロ波ロケットの打ち上げ実験など。

上條 肇 准教授

知的財産権に関する学融合の現状と展開Figure

上條 肇 准教授

特許出願件数世界トップクラスの知財大国である我が国においても、多額の研究資金が投じられ、多数のバイオ分野の知的財産が生み出されるに至っているが、それらをいかにして産業化に結びつけるかが課題となっている。当研究室では、バイオ技術、知的財産権法、ビジネスの全体像を踏まえて、知的財産をビジネスに供するようにハンドリングすべく、異なる分野の人材との討議・交流等を通じたゲノム科学、科学社会学、法学が融合した学融合を目指す異業種研究会「IPフロンティア研究会」を立ち上げている。 このように、昨今知的財産権に関する学問分野は様々な学問分野と融合が進みつつあると考えている。知的財産権という研究領域を取り巻く学融合についてお話ししたい。

柳沢 幸雄 教授

どこにでもある空気を環境学の視点から眺めてみよう

柳沢 幸雄 教授

机に向かって仕事をしている時、自分を囲んでいる数メートルの空間にある空気から、気候変動問題を考える時、地球を囲んでいる数万キロメートルの空間にある空気まで、空気はどこにでもあります。空間のサイズが異なれば空気の質を評価する視点、すなわち環境学の視点が異なってきます。環境学の対象としての空気の全体像を考えて見ましょう。