2015年度第2回学融合セミナー
- 講義:
- 2015年5月27日 16:50~18:35
- 場所:
- 新領域基盤棟大講義室(2C0)
昆虫研究を通して生命科学研究を考える
片岡 宏誌 教授演者は小学校から中学にかけて蝶集めに熱中し、最も多い頃で160種くらいの標本を所有していた。いつしかそんなことは忘れていたが、大学の研究室に配属され、教授から与えられたテーマは「昆虫ペプチドホルモン」の精製と構造決定であった。以来約35年、昆虫に関する研究を続けてきた。その間に、科学技術の進歩とともに手法を変えながら研究を行ってきた。講義では演者の進めた昆虫研究を通して、生命科学の研究内容の変化を紹介し、将来を展望したい。
海から教わる科学技術
浅田 昭 教授
自然現象の科学技術は自然から学ぶ事が圧倒的に多い。水中の音波の伝播速度、音波の屈折理論、海の深さを測る計測理論などは実際に海で体験して積み重ねたものである。海洋生物から音で水中の映像を撮る、物性を知る技術を教わった。海には想定は初めから存在しない。
小型宇宙機用の推進システム Figure
小泉 宏之 准教授小型衛星/探査機用の推進システムとして、研究/開発を進めているイオンスラスタ、パルス型プラズマスラスタ、および固体スラスタの紹介と、小型衛星および推進機をとりまく情勢を紹介します。