2024年度第7回学融合セミナー 共通キーワード:バイオマス
- 講義:
- 2024年12月18日 16:50~18:35
- 場所:
- ハイブリッド(対面は環境棟1 階FS ホール)
里山のバイオマス利用
寺田 徹 准教授
固定買取価格制度(FiT)の元で日本ではバイオマス発電所の建設が加速したが、燃料を輸入に頼るものも多く、
国内の森林再生・地域づくりとの繋がりがうまくデザインされていない。
本講義ではいくつかのケーススタディにもとづき、地域に根差したバイオマス利用の可能性を探る。
サステナブルな木質バイオマスを考える
大谷 美沙都 教授
木質バイオマスは次世代型の持続可能資源として期待される一方、そのエネルギー充填率の低さや分解しづらさが産業利用の足かせとなっており、利活用性の向上が求められている。
本講義では、「望ましい木質バイオマスを作る」ための樹木バイオテクノロジー研究の最先端を紹介しながら、見えてきた問題点を議論したい。