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内田 健一
(うちだ けんいち/教授/基盤科学研究系)
物質系専攻/新物質・界面科学講座/エネルギー変換量子科学
略歴
2008 慶應義塾大学理工学部物理情報工学科 卒業
2009 慶應義塾大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻 修士課程修了
2012 東北大学大学院理学研究科物理学専攻 博士課程修了、博士(理学)
2012 東北大学金属材料研究所 助教
2014 東北大学金属材料研究所 准教授
2016 物質・材料研究機構磁性・スピントロニクス材料研究拠点 グループリーダー
2023 物質・材料研究機構磁性・スピントロニクス材料研究センター 上席グループリーダー(現職)
2024 東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻 教授(現職)
2024 東京大学工学部応用化学科 教授(兼担)
研究活動
スピントロニクスと熱電・熱輸送物性の融合に基づく「スピンカロリトロニクス」に関する研究を主に行っています。従来のスピントロニクスの枠組みを超えた異分野の技術や知見を導入し、電子輸送・磁性(スピン)・フォノン・強誘電性等の協奏効果によって駆動される新しい熱変換・熱制御・熱移送現象や機能性の開拓、およびそれらのエネルギー変換効率を向上させるための物質・材料科学を推進しています。独自に発展させた動的熱計測技術や複合材料合成技術を駆使してスピンカロリトロニクスの新境地を切り拓き、熱マネジメント技術に結実させることで、持続可能社会の実現に貢献することを目指しています。