教員紹介

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石渡 幹夫

(いしわたり みきお/客員教授/環境学研究系)

国際協力学専攻/国際環境協力学分野/復興・防災

略歴

1986年3月早稲田大学理工学部土木工学科卒業
1988年3月東京大学大学院工学系研究科都市工学修士課程修了
1988年4月建設省(現国土交通省)入省
2005年4月国際協力機構国際協力専門員(現在に至る)
2010年9月東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻博士課程修了
2018年4月より現職

教育活動

大学院:水と開発
立教大学:ソリューション・アプローチ B (開発経済系)
東洋大学:Global Water Problems

研究活動

防災、水資源、気候変動適応、平和構築分野における国際協力について政策やアプローチ等を対象に研究を行ってきた。
開発途上国における都市洪水に関する研究を行い日本の経験をと上位国援助に生かす手法を論じた(文献1)。また、コミュニティの防災機能に関すして研究を行い方法論を提案した(文献2)。

文献

1) Ishiwatari M, 2016, What are crucial issues in promoting an integrated approach for flood risk management in urban areas? Japan Social Innovation Journal 6(1) 15-26.
2) Ishiwatari M, Mimaki J, Shaw T, 2013, Review on Japanese assistance of community-based management for flood disaster. Floods: From Risk to Opportunity, IAHS Publ. 357, 416-422.

その他

土木学会会員、土木学会学術交流基金管理委員会委員(2016~現在)アジア土木学協会連合協議会TC21国内支援委員会委員(2016~現在)、日本学術会議特任連携会員(2012~14)、Asian Development Bank:Steering Committee of Water and Climate Change of Asia-Pacific Water Forum委員(2011~2012)

将来計画

レジリエントで、貧困層など多様なグループを包摂し、持続可能な成長に貢献する防災援助アプローチについて研究を進めていきたいと考えています。

教員からのメッセージ

環境、災害、貧困といった開発課題は相互に関連しています。この複雑な問題の解決に向けて一緒に考えていきましょう。