教員紹介

一覧へ戻る

植村 卓史

(うえむら たかし/教授/基盤科学研究系)

物質系専攻/新物質・界面科学講座/分子組織化学

略歴

1997年3月京都大学工学部工業化学科卒業
2002年3月京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻博士課程修了 博士(工学)
2002年4月日本学術振興会特別研究員
2002年8月京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻助手(2007年度より助教)
2010年7月京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻准教授
2018年4月より現職(工学系研究科応用化学専攻教授兼担)

教育活動

大学院:新物質科学概論IV 工学部応用化学科:無機化学II

研究活動

様々な分子性ナノ空間材料を合理的に設計・構築することで、これらの物質が持つ空間情報を超精細に解読・転写する新しい化学システムの開拓

その他

日本化学会、高分子学会、錯体化学会

将来計画

金属錯体や有機物からなるナノ空間を分子レベルのフラスコとして取り扱い、その中で高分子をはじめとした機能性物質の導入・合成を行うことで、これまでの手法では不可能な反応・集積・認識を可能にし、分子の持つ潜在機能を最大限引き出す材料の創出を行います。

教員からのメッセージ

本研究室では、究極の化学システムの構築を目指し、有機、無機、高分子、錯体、生物、材料科学といった多岐に渡る分野に新しい学問の潮流を産み出す研究を遂行しています。そのため、国内や国外のグループとの共同研究も多く、柔軟な思考を持ち自立して化学をすすめることができる人材を輩出しています。化学を使って自分自身を表現し、新しい分野にも情熱を持って飛び込む、好奇心旺盛な人物を歓迎しています。