教員紹介

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伊藤 剛仁

(いとう つよひと/准教授/基盤科学研究系)

物質系専攻/マテリアル・機能設計学講座/プラズマ材料科学

略歴

1999年3月 東京大学工学部金属工学科卒業
2001年3月 東京大学新領域創成科学研究科修士課程修了
2004年3月 東京大学新領域創成科学研究科博士課程修了(博士(科学))
2004年4月 米国スタンフォード大学機械工学科博士研究員
2006年11月 大阪大学大学院工学研究科特任講師
2011年4月 大阪大学大学院工学研究科准教授を経て2016年10月より現職

研究活動

プラズマやレーザーによって生成される非平衡反応場や非平衡界面を理解・制御し、従来技術では困難であったマテリアル合成やプロセス開発、更にはそれらがもたらす新規応用開発を目指しています。最近の主な研究テーマは以下の通りです。
1)分光学的手法によるプラズマ―凝縮相界面の研究
2)プラズマ誘起ミクロ液相反応による3次元描画技術の開発
3)プラズマ誘起液相反応を用いたナノ複合材料開発
4)高圧流体中レーザー誘起プラズマによるナノ粒子合成
5)光励起界面のセンサーおよびエネルギー応用

その他

日本金属学会、応用物理学会、プラズマ核融合学会、米国物理学会 各会員。
Japanese Journal of Applied Physics編集委員 (2014年4月~現在)、応用物理学会プログラム編集委員 (2014年4月~現在)、プラズマ・核融合学会編集委員(2011年7月~2013年6月)、応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会幹事(2009年4月~2011年3月)等。

将来計画

非平衡界面相互作用を学術基盤とした教育・研究拠点形成を目指しています。

教員からのメッセージ

最先端の研究は、科学技術の発展に寄与するのみならず、「答えの用意されていない課題への取り組み」といった他では得づらい教育環境を与えてくれます。失敗とともに自ら主体となって研究に取り組むことで、困難に立ち向かい、切り開いていける人物に成長して欲しいと願っております。