大崎研究室の寺尾悠助教と大崎博之教授の共著解説論文が、低温工学・超電導学会の解説論文賞に選ばれ、6/1の授賞式で表彰されました。

【論文タイトル】
寺尾悠、大崎博之
「電動推進航空機用超電導回転機の技術動向」

URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsj/57/2/57_71/_article/-char/ja/

本賞は、学会誌「低温工学」57巻に掲載された複数の解説論文の中から毎年1件が選ばれます。

表彰式において筆頭著者の寺尾助教には、表彰状、メダル、副賞が授与されました。

【受賞のコメント】

この度、このような名誉ある賞をいただくことが出来、誠にありがとうございます。

今回の受賞に当たり、日々お世話になっている職場、学会、家庭のすべての皆様に感謝いたします。

解説論文というのは、ある研究分野の最新の動向に関して専門外の方々にわかりやすく理解していただくという点が重要であり、通常の研究論文とはまた違った難しさがあります。執筆に当たり説明や図の配置、数式に至るまでかなり悩みながら執筆を行いましたが、今回このような賞をいただくことが出来、大変うれしく思います。

自分の研究内容を分かりやすく面白く伝えるというのは非常に難しく、日々オープンキャンパスや学会で様々な方々とお話しさせていただく中でその大変さを痛感しています。

それでも超電導回転機（モータ/発電機）や電動航空機は魅力的な研究分野であり、今後カーボンニュートラル社会を迎える中で非常に重要なトピックであると信じています。

今回の受賞を励みに、今後も精進してまいります。