奥田洋司教授が日本応用数理学会の2022年度業績賞を受賞
投稿日:2023/07/03
更新日:2023/07/31
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人間環境学専攻の奥田洋司教授が日本応用数理学会(JSIAM)の2022 年度業績賞を受賞し、6月23日にオンライン開催された学会主催の定時社員総会において受賞報告がなされました。
日本応用数理学会(JSIAM)第12回業績賞(2022 年度) |
並列FEM構造解析プログラムFrontISTRの開発・公開・産業応用 |
奥田 洋司 東京大学大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 教授 |
受賞コメント:
「有限要素法 (FEM)による構造解析コードFrontISTR(フロントアイスター)の特長は、並列処理技術に後れをとっていた主要な商用ソフトウェアと比較して非常に高い性能を有することです。ソースコードは公開され、産業界のユーザーは独自の機能追加カスタマイズが可能です。講義での利用も行われています。また、一般社団法人FrontISTR Commonsという開発・利用組織を2018年4月に立ち上げ維持・管理・普及が行われています。長年にわたる多くの方々の協力のもと、代表して頂いていたものであることを申し添えます。この受賞を励みに今後も機能向上や普及に貢献したいと思います。」
賞の詳細、受賞概要等については日本応用数理学会のホームページをご覧ください。