2017年10月9日(日)から12日(木)に米国アトランタにて開催されたInernational Electric Propulsion Conference(国際電気推進会議;IEPC2017)において、2年前の前回大会における小泉宏之准教授らの発表論文がIEPC2015 Best Paper Awardを受賞しました.
同賞は2年に1回開催される同国際会議において,2年の選考期間の後に各1件に対して贈られるものです.対象となった論文は
Title: In-Flight Operation of the Miniature Propulsion System Installed on Small Space Probe: PROCYON
Authors: Hiroyuki Koizumi, Hiroki Kawahara, Kazuya Yaginuma, Jun Asakawa, Ryu Funase, and Kimiya Komurasaki
であり,工学系研究科航空宇宙工学専攻の修士課程修了の河原大樹君(現IA),博士課程2年の柳沼和也君,同浅川純君,同専攻の船瀬龍准教授,小紫公也教授との共著論文です.
本論文は,東京大学とJAXAが共同開発した小型深宇宙探査機PROCYONにおける推進系の初期運用をまとめたものであり,世界初となる小型深宇宙探査機における小型推進系の開発,実証,運用という成果が評価されたものです.