環境システム学専攻井原研究室の根本美緒大学院生らが第17回日本ヒートアイランド学会ベストポスター賞を受賞
投稿日:2022/10/31
更新日:2022/11/22
- 受賞 / 表彰
環境システム学専攻の博士課程学生・根本美緒氏、同専攻の井原智彦准教授らの研究成果が、第17回日本ヒートアイランド学会(2022/9/16-18、千葉大学)ベストポスター賞を受賞しました。
著者 | 根本美緒、平林 聡、佐藤整尚、藤井昭宏、野尻英俊、井原智彦 |
題目 | 時間層別化ケースクロスオーバー分析を含む複数手法による熱中症リスクモデルの評価比較 |
内容 | 学習データの影響を受け易い熱中症リスクモデルにおいて、学習データにロバストなモデルを考案するため時間層別化ケースクロスオーバー分析を含む複数のモデルを考案し精度比較をした上で、その誤差要因を検証した。その結果一般化加法モデルや線形モデルに関しては学習データの猛暑日日数に影響を受ける事がわかり、時間層別化ケースクロスオーバー分析を利用したモデルが最も学習データの影響を受けにくい事がわかった。またどのモデルでも最新のデータから3.4年分を学習データとして採用すると一番精度が高くなる傾向にある事がわかった。 |
根本美緒氏の受賞コメント
「研究は発見や結果が出た時の喜びと同時に日々不安や迷いとの戦いでもあります。今回モデリングにもだいぶ苦労しましたが研究がこのような形で認められ非常に励みになります。支えて下さった先生、共著者、研究室の仲間、そして家族に感謝の気持ちでいっぱいです。引き続き社会に役立つ研究ができるよう日々精進致します。」