霊長類3色型色覚の起源に新たな「夜」の光:ニューヨークタイムズ紙で紹介
投稿日:2013/04/04
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先端生命科学専攻の河村らとダートマス大学のナサニエル・ドミニー、アマンダ・メリンらの共同研究チームはメガネザルの視覚オプシン遺伝子の研究から霊長類の3色型色覚の起源が従来の昼間活動性でなくそれよりも古い夜明け前や日没後まもなくの薄暮時活動性にあるとする仮説を提唱した。
発表論文
Melin, A. D., Matsushita, Y., Moritz, G. L., Dominy, N. J. and Kawamura, S. (2013). Inferred L/M cone opsin polymorphism of ancestral tarsiers sheds dim light on the origin of anthropoid primates. Proceedings of the Royal Society B, Online 27 March 2013.
http://dx.doi.org/10.1098/rspb.2013.0189
掲載号表紙写真
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/280/1759.cover-expansion
ニューヨークタイムズ紙 紹介記事(2013年4月1日)