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企業向けのご案内 MIT連携講義へのプロジェクトテーマ募集について

投稿日:2015/10/06
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新領域創成科学研究科は、文部科学省の平成26年度「スーパーグローバル大学創成支援」において他部局と連携してMITとの戦略的パートナーシップ構築プロジェクトに取り組んでおります。具体的には、MITと民間企業と連携した新しい形の共同研究の仕組みを提案し、制度化を目指して活動しております。

この取り組みの中で、平成29年度の設置を目指した講義のパイロット「エンジニアリングシステム (Challenges for Complex Engineering Systems)」を平成27年度の11月から12月にかけて行います。このパイロット講義では、企業等と連携して現場での課題解決を目指したプロジェクト演習を行います。プロジェクト演習で取り組む社会・企業における課題は、国内外を問わず広く一般の企業等から募集いたします。
 企業と社会にとって重要な課題の多くは、課題を取り巻く技術・社会システムの複雑さと規模の大きさのために、取り組むこと自体が困難となっています。この演習型講義では、この種の課題の解決のために、課題の明確化と解決の道筋を検討する初期フェーズ(framing and modeling)に取り組むことを目的とします。演習の成果はMassachusetts Institute of Technology(MIT) SDMコースの演習型講義へのプロジェクトプロポーザルとして、平成28年1月にMITのイベントでテーマ提供企業によるプレゼンテーションを予定しています。発表を行ったプロポーザルがMITのプロジェクト型講義で採択された場合には、4ヶ月間のMIT側での講義への協力をお願いいたします。講義を通じて取り組んだテーマをシーズとして、企業と東京大学、MITの新しい共同研究プロジェクトを計画することも狙いの一つとなっております。

 詳細はプロジェクトのウェブページをご覧いただくか、お問い合わせください。
 http://www.gtl.k.u-tokyo.ac.jp/

問い合わせ先: gtl@is.k.u-tokyo.ac.jp

東京大学大学院新領域創成科学研究科
人間環境学専攻 准教授 稗方 和夫