過去の開催一覧|

2017年度第8回学融合セミナー

講義:
2018年1月31日 16:50~18:35
場所:
16:50~18:35
 土原 一哉 教授

臨床シークエンスが切り開く新しいがん薬物療法

土原 一哉 教授

網羅的なゲノム解析からがんに特異的な生物学的特性が明らかにされ、これらの新しい治療標的に対する新薬開発が進んでいる。臨床試験に参加する被験者の効率的なスクリーニング、治療薬の開発と並行した診断システムの開発は分子標的薬の開発において必須である。産学が連携して全国規模で肺がん、大腸がんのゲノムスクリーニングを行うSCRUM-Japanプロジェクトの展望と課題について述べる。

堀田 昌英 教授

社会基盤マネジメントの新たな潮流

堀田 昌英 教授

近年における新興国の急速な経済発展に伴い、インフラストラクチャーの社会的需要が拡大している。同時にその事業形態もPPP (Public Private Partnerships)やコンセッション事業等、新たな枠組みが普及しつつある。本セミナーでは社会基盤マネジメントの新たな分析視角を提示し、最近の事例を紹介する。

吉川 一朗 教授

日本式 宇宙惑星望遠鏡の開発

吉川 一朗 教授

人工衛星を打ち上げる目的は様々です。気象予報、通信、災害予測、防災、軍事 はご存知でしょう。そのほかに科学目的で打ち上げる人工衛星もあるのです。 日本が、しかも大学が主体となって開発した宇宙惑星望遠鏡について紹介します。 何がきっかけだったのか、どうやって作ったのか、開発にはどれくらいの歳月が かかったのか、どういう成果が出ているのか、について紹介します。