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「想像x科学x倫理」ワークショップ開催案内:11月18日(月)14:00~(オンライン)

投稿日:2024/10/31 更新日:2024/11/05
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情報化される生命と生(life):人とバクテリアの交差から

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新領域創成科学研究科が主催する2024年度第1回「想像x科学x倫理」ワークショップを開催します。
今回のテーマは「情報化される生命と生(life):人とバクテリアの交差から」です。

開催日時 2024年11月18日(月)14:00~15:30
開催場所 オンライン配信(ライブ)
視聴申込方法

参加申込み、詳細につきましては下記ウェブサイトをご覧ください。
https://rinri.edu.k.u-tokyo.ac.jp/2024/1st

*敬称略
登壇者
松田 浩一 東大新領域 メディカル情報生命専攻 教授
吉澤 晋 東大新領域 自然環境学専攻 准教授

コーディネーター
福永 真弓 東大新領域 社会文化環境学専攻 准教授

新領域創成科学研究科では、2024年度も「想像x科学x倫理」ワークショップ開催いたします。

本ワークショップは、科学技術研究の最先端を走る研究者同士による「この技術がもたらす未来」についての対話を通じて研究倫理の現在の臨界とこれからのあり方を考える試みです。

第一回目は、情報化される生命について、人間とバクテリアという対極にある生命に向き合いながら研究されてこられたお二人の対談から、あらためて生命とその情報化をめぐる倫理について考えます。

DNA分析は生命の情報化という扉を開きました。ヒトゲノムデータの解析とそのデータベース構築は、新しい製薬や医療技術の開発を可能にすると同時に、オーダーメイド医療という未来を引き寄せています。また、情報化された生命データの蓄積は、集団遺伝学や系統地理学の組み合わせにより、アルゴリズム分析による新たな識別集団の生成(人種やエスニシティではない人間集団の識別)を可能にしています。

バクテリア研究から始まった環境DNA解析とデータベース構築は、生物多様性のモニタリングや病原体の監視等のプラグマティックな貢献から、大洋や深海の生物探査(bioprospecting)や機能未知な遺伝子発見を可能にしています。また、こうしたデータの蓄積は、従来の種や分類ではない、ゲノムの構造や形態による新たな生命分類も可能にしています。

こうしたデータの取得、保有、管理、利用に関するガバナンスには、同意、プライバシー、監視、データの所有権、商品化など、多くの倫理的課題があります。他方で、情報化・数値化された生命があたりまえになった社会において、生命(非生命)をどのようなものとして意味づけるのか、生命を生きるということはどのようなことなのかといった、「生(life)」そのものの定義や意味の探求もますます重要な課題になります。人間とバクテリアというまったく異なる対象を扱う松田先生と吉澤先生の研究の交差から、これらの課題に光をあててみましょう。

「想像x科学x倫理」WS2024年ポスター_v2_1021c表.png ポスターPDF(クリックして別ウインドウでご覧いただけます)

詳細は下記ウェブサイトをご確認ください。
想像×科学×倫理ワークショップ 2024年度第1回 「情報化される生命と生(life):人とバクテリアの交差から」

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