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先端生命科学専攻・統合生命科学分野の修士課程1年石田萌音さんが日本メンデル協会第1回大会にてポスター発表優秀賞を受賞

投稿日:2024/07/10 更新日:2024/07/10
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東京大学大学院新領域創成科学研究科・先端生命科学専攻・統合生命科学分野の修士課程1年石田萌音さんが、2024615日に開催された日本メンデル協会第1回大会において、ポスター発表優秀賞を受賞しました。

 

受賞者:石田萌音(指導教員:松永幸大)

発表タイトル:動物培養細胞とシアノバクテリアの共培養による一次共生系の構築

発表会場:日本メンデル協会第1回大会(615, 日本女子大学)

 

今回の発表で、太古に生じた一次共生系の再現を実験室内で行うことに成功したことを報告しました。一次共生はシアノバクテリア様光合成細菌が原始真核生物に取り込まれた過程を指し、取り込まれた光合成細菌は葉緑体へと進化したとされています。本研究は、合成生物学分野をはじめとする生物学に大きなインパクトを与えるとともに、環境や医療分野での応用が期待できます。

 

受賞コメント:

今回、優秀発表賞をいただけたことを非常に光栄に思います。日々熱心にご指導いただいております松永幸大先生をはじめ、同研究室の先輩方やスタッフの皆様の支えに心より深く感謝を申し上げます。今後も着実に研究を遂行し、成果を社会へと還元できるよう尽力いたします。石田萌音2.jpg