先端生命科学専攻の一刀かおり特任講師らが、第32回生物工学論文賞を受賞
投稿日:2024/09/20
更新日:2024/11/07
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酵母の形の変化を用いてストレス条件下でのアルコール生産量を予測する論文に対して、日本生物工学会の第32回生物工学論文賞に選ばれ、9/8の授賞式にて表彰されました。
著者 |
Kaori Itto-Nakama, Shun Watanabe, Shinsuke Ohnuki, Naoko Kondo, Ryota Kikuchi, Toru Nakamura, Wataru Ogasawara, Ken Kasahara, Yoshikazu Ohya |
論文名 |
Prediction of ethanol fermentation under stressed conditions using yeast morphological data |
詳細は、日本生物工学会ウェブサイトをご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/awards/awards_paper_award_recipients2024.html
【受賞コメント(一刀かおり特任講師)】
この度、このような名誉ある賞を授与して頂き、誠にありがとうございます。今回、高グルコースストレス条件下における発酵中の酵母の形を監視することで、エタノール生産を予測するAIモデルを確立しました。この方法は、目的とするバイオ製品の生産管理やモニタリングの効率化に貢献すると考えています。共同研究者並びに今まで研究を支えてくださった皆様に感謝いたします。今後も、先端生命科学の発展に貢献して、研究成果を発信していきたいと思います。
左から、大矢禎一教授、一刀かおり特任講師