記者発表

東大生協・新領域創成科学研究科復興知事業共創プロジェクト「福島産直フェア:知って、食べて、考える新地町」の実施

投稿日:2023/11/29 更新日:2023/11/29
  • 記者発表

東京大学大学院新領域創成科学研究科

東京大学大学院新領域創成研究科では、福島県浜通り地域における「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」(福島イノベーション・コースト構想推進機構)の支援を受け、2018年度より「公・民・学共創による持続可能まちづくりを通じた復興知人事育成事業」を推進し、福島県相馬郡新地町を主たる拠点とした持続可能なまちづくりを目指す多角的な活動を展開しています。2023年度より、東京大学消費生活協同組合と協働し、東大生協・新領域創成科学研究科復興知事業共創プロジェクト「福島産直フェア:知って、食べて、考える新地町」を開始しました。

このたび、本事業の一環として、本学学生食堂において「福島産直フェア:知って、味わって、考える福島の恵み、新地町の恵み」を2023年11月27日から12月1日まで開催する運びとなりました。福島県の最北端に位置する新地町は、阿武隈山系北端に位置する鹿狼山からのびるなだらかな丘陵地帯が太平洋に続く、風光明媚で自然豊かな町です。2011年3月の東日本大震災では沿岸部が甚大な被害を受け、直後に発生した原発事故の影響もあいまって、農産物・水産物の流通はいまも復興途上にあります。そのような中でも、みずからが誇るふるさとを次世代に継承すべく、町民は未来に向かって力強い歩みを進めております。

■学食利用者に向けたメッセージ

東京大学大学院新領域創成科学研究科 研究科長 徳永朋祥

「食」を通じて、新地町、さらには福島県を意識していただくこと、地域への応援をしていただくことは、これまで幾重もの困難を乗り越えてきた地域の方々の活力の源泉となります。皆様には、機会を見つけて、ぜひ浜通り地域にも訪問いただき、福島の現在をご自身の目で確かめていただければと存じます。

イベント概要

◯日時20231127日(月)〜12月1日(金)11:0021:00

◯場所:東京大学中央食堂(安田講堂地下)、駒場食堂、医科研食堂ほか、生協食堂各店舗
    https://www.utcoop.or.jp/shop/hongo/

ポスターはこちらからダウンロードできます。
東大生協_福島産直フェア.pdf

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