入試概要(2025年4月3日更新)


2026年度修士課程・博士後期課程入試を以下のように実施する。試験は全てZoomを用いてオンラインで行う。

募集人員 修士課程 25名(入試日程Aのみ)
博士後期課程 11名(入試日程A、一般選抜)
若干名(入試日程B、一般選抜)
出願期日 入試日程A 2025年6月5日から6月11日23:00まで
入試日程B 2025年11月11日から11月17日23:00まで
試験日程 修士課程
(入試日程A)
2025年7月18日 書類選考合格者発表(予定)
2025年8月4日 リハーサル
2025年8月19日 筆記試験(当研究科のネットワークが不調の場合等には8月20日に試験を延期することもあり得る。)
2025年8月22日 筆記試験合格者発表(予定)
2025年8月25日口述試験
2025年9月3日 合格者発表(予定)
博士後期課程
(入試日程A)
2025年7月18日 書類選考合格者発表(予定)
2025年8月4日 リハーサル
2025年8月18日 口述試験
2025年9月3日 合格者発表(予定)
博士後期課程
(入試日程B)
2025年12月19日 書類選考合格者発表(博士後期課程)(予定)
2026年1月23日 リハーサル(博士後期課程)
2026年1月26日 口述試験(博士後期課程)
2026年2月11日 合格者発表(博士後期課程)(予定)
試験科目 修士課程 下記の3段階選抜方式で行われる。

書類選考

以下の小論文と出願時の他の提出書類を総合的に判断して選考される。

小論文の作成・提出要領
(A)入学後の抱負を下記の観点で述べよ。 (1) 取り組みたい研究テーマとそのテーマに興味を持った理由。 (2) 第一志望の研究室・グループを超えて複雑理工学専攻内外で行いたい研究や交流。 (3) 長期的な観点であなたはどのように社会や科学に貢献したいか。
(B)自己アピール。これまでの学修・研究・課外活動などにおける経験に基づいて、修士課程での学修・研究で 活かせる自分の強みを具体的に記述せよ。
(C)興味のある研究キーワードを記せ。志望する研究室に関するもの以外も積極的に含めること。
この小論文では、次の観点のいずれかが優れているかどうかを評価します:独自性・独創性、知識の量と深さ、 論理的思考力、当専攻とのマッチング。(A)と(B)を合わせて2000字程度、(C)文字制限なし。

筆記試験

書類選考合格者を対象とする。TOEFL iBTまたはTOEIC L&Rスコアと合わせ学力を評価する。スコアは英語を母国語とする者も提出する必要がある。
  • リハーサルと筆記試験とを各1日間で実施する(所要時間はそれぞれ2時間程度、5時間程度)。
  • 筆記試験は以下に示すように2スロットに分けて行う。
    • 第1スロット:微分積分
    • 第2スロット:線形代数、確率・統計、力学、電磁気学
    第1スロットは「微分積分」を解答する。第2スロットでは「線形代数」、「確率・統計」、「力学」、「電磁気学」から2問を選択して解答する。なお、これらの科目の具体的な内容は下記の通りである。
    • 微分積分:極限、連続関数、微分、積分、常微分方程式、偏微分、重積分など
    • 線形代数:行列、行列式、線型空間、内積、固有値など
    • 確率・統計:確率分布、点推定、区間推定、仮説検定、回帰など
    • 力学:質点系の運動、剛体運動、振動など
    • 電磁気学:静磁場、静電場、電磁誘導、電磁波、荷電粒子の運動、電気回路など
  • 筆記試験受験者はリハーサルに参加する必要がある。筆記試験では、PC,マイク、ウェブカメラ、スマートフォン等が必要となる。用意するもの、接続方法、時間割等の詳細は書類選考合格者に案内する。

口述試験

筆記試験合格者を対象とする。試験時間は一人6分程度。小論文の内容、基礎学力、研究意欲等について試問される。
博士後期課程 下記の2段階選抜方式で行われる。

書類選考

以下の研究計画書と出願時の他の提出書類を総合的に判断して選考される。

研究計画書の作成・提出要領
博士後期課程における研究計画を日本語または英語でA4 用紙1枚に記載したpdfファイルを、出願時に他の書類と共にオンライン出願サイトでアップロード提出せよ。

口述試験

書類選考合格者を対象とする。試験時間は一人30分程度。修士課程における研究の進捗状況について、発表資料を用いてプレゼンテーションを20分程度で行い、基礎学力、研究テーマ、研究意欲等について試問される。 修士論文を執筆していない、あるいは修士課程を修了後に長時間が経過している場合には、複雑理工学専攻入試担当者に連絡すること。