2022年度第1回学融合セミナー
- 講義:
- 2022年4月20日 16:50~18:35
- 場所:
- オンライン開催
モビリティの電動化を実現する走行中給電
清水 修 特任講師
電池容量が小さく、稼働時間が短いという電動モビリティの課題の解決策としての走行中給電システムを紹介し、走行中給電システムに必要な技術や将来展望について講義する。
メダカ→放射線→宇宙→健康→超音波→複雑系?
尾田 正二 准教授
生命科学の先端を志して柏に来た18年前はメダカをモデルとして分子での生命の理解を目指しました。その後、田んぼに野生メダカを採りに行って、国際宇宙ステーションでメダカを飼おうとして、3.11の後には弱い放射線被ばくの影響を明らかにしようとして、さらに塩サバを超音波洗浄して食べた結果、生き物は健康に生きるようにできていること、生態系そのものが階層的で動的な複雑系であり、生き物はその部品であることを知りました。
静電フィルムアクチュエータ
山本 晃生 教授
フィルム状の電極を用いて構成される静電フィルムアクチュエータは、従来のモータにはないユニークな構造や動きを実現できる。近年、このアクチュエータは屋外広告などへの活用が進んでいる。静電気力の活用により生み出されるアクチュエータの特性や、今後の応用の可能性について紹介する。